2009年09月30日

造形機用STL

メイコー機及びローランド切削以外にSTLでデータを送る場合
また、他のソフトのデータをSTLで貰い出力する場合、
昔からそうですが、STLにファイル保存した場合、1回そのデータが自分の描いたデータと一緒であるか確認してください。

海外のお客様でよくあることは、他社製ソフトのデータでSTLにし送付してきたデータをそのまま造形機にかけた場合、描いてないはずの物体がくっついてきたとか。。。
顧客側でSTLに変更後、確認しないで送付されたデータに多いです。疑似的にブーリアンを見せているデータに多いのですが、画面上はそのように見えても、疑似的なので、STLファイルにデータを保存するときに計算を行うため、演算部分をまた、演算して抜いたような物体は演算−、演算−で合わさった部分が+(物体)として残ることが多い。
そのようなソフトの中にはSLC→STL変換保存というものもある。
SLCは、小さい箱を物体の中に敷き詰めていくようなデータである。この保存のときには、X.Y.Zを細かい単位で切ったものがデータの中に敷き詰められた状態になります。その分データが重いのでメモリー容量が必要になる。メモリー容量がないとデータは、途中で終わっていることもある。

ということで、STLも見れるJCADVIEWERなるものを作成してみました。JCADの表示のみ版ですね、HPができ次第UPさせようと思っています。

JCADから他社造形機にデータをもっていく場合、気をつけなければいけないこと、ノーマルのソリッドでリングサイズ合わせで作ったデータは、リングの下部に面が存在します。他社の機械は、このリングの中にある面でエラーを起こすことが多い。メイコーの場合は、物体を認識して作れてしまうのですが、他社のは2次元で理解します。そのため、スライスデータを作った際にリングの途中で面があるとそこから外にでたというような感じに計算します。なので、エラーになることが多くなります。演算とかで面をなくす方向か、掃引体を生成するときにF5の掃引体で書いておきます。

また、爪など、物体に突っ込んで作ったデータなども上記の認識方法ではエラーになりますので、きちんと演算しないとだめです。

演算は、線と線のぶつかりを見て計算するというイメージなので、線を細かくすれば精度は上がります。JCADも同じで曲線パラメータを4にしてから行えば精度が上がります。

JCADの演算で一番精度があるのは、曲線パラメータを4にして描き、すべての物体を用意して、DXFの複数個で保存し、それを表示させて、それから演算を行う方法です。
JCADのデータは、四角で表示していますが、DXF(STLも)その四角を3角にきりわけるので、線のデータは、増えます。
データ量を重くすれば、その分精度はあがりますが、操作が動かなくなるということもあります。

JCADの表示でSTL(DXF)データを作った場合または、ファイルを開いた場合は、データが真っ白に見えるぐらいが造形にはちょうどいいと思います。
posted by JCG at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年09月25日

JCAD基礎講座の移行

このブログの画像が重複し、3回修正しましたが、大変なので
HP上に移しています。
http://jcad3.net/jcadbasic/HTML/Jcad3basic.html
表示系の新機能も追加されたので、
画像を変えるのには、よかったのかもです。

3面図の全面シェーディングは、他のCADには昔からあることですが、JCADみたいに、いつでも透視図を360度確認できるものだと、PCの性能が上がらないと操作が遅くなってしまうということもあり実現できていませんでした。
現在、使われているPCの性能とくにグラフィックカードの伸びはすさまじいものがあります。

昔ですが、少しでも表示を早くしようと、Fire GLの128MBのカードを購入しましたが、49万ほどもしました。。。。
今、それだけ出したら。。PCが4台買えてしまいますし、今回
TEST用に購入した本体は、1Tのグラフィックカードが積まれています。64bitテスト用ですね。。13万ぐらい

64bitは、動きますか?という問い合わせが昔からあるんですが、TESTもしてないのに使えますとは言えないわけで、他のソフトの動向を見ていると、確実に使えるんでしょうけど。。
まぁ、口で言うより、TESTして、確実に、また、開発ツールも対応させたいわけです。
posted by JCG at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年09月09日

HPビルダー

HPビルダーのブログツールから書いていると画像が重複してしまうのでやり直すことに。。。。
近日復活させます!
posted by JCG at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

誰でもできる!JCAD基礎15

ひねりコマンド

認識した物体をひねります。(複数個も可能)
物体を認識し、ひねりコマンドを起動する。


物体をピンクの○また、四角く囲んだところに青点が表示されます。青点をドラッグすることで、物体はひねられます。


複数個の物体をひねるときに力を発揮します。パール芯などを作るときにもいいと思います。

なんか、画面の物体の色が違うと思われた方。
さすがです!

時期UPDATE用のJCADで描きました。描画モードに全面シェーディングをつけたものです。
近々UPDATE可能だと思います。
posted by JCG at 16:24| 日記