2009年12月31日

今年

今年も1年ありがとうございました。
JCADの開発を引き継いで頑張ってきました。
まだまだ、頑張る余地は残ってます。。

3次元の世界は、これからもどんどん進化していくと思います。
私は、以前から宝飾用ソフトはCADの操作ではなく、CGの操作であると思っています。Studio MAXを初めてみたのが14年ほど前ですが
その操作できれいに実用データとしてデータが書き出せればいいなと思ったのがきっかけです。CGのような操作で造型に実用的に使えるデータを吐きだすということが究極なのかなと

フルCGの映画が出るにつれ、TVなどでキャラクターの画像などを目にします。口を動かす時に、自動でやると、口の横にしわができる
など、それを、手動で時間をかけて修正したなど、3次元に携わっているとその形状はそうなるね。。とおもうこともしばしば、
あっちのソフトのこの機能があればいいのにねとか
高価なソフトでもフリーのソフトでもあまり変わらない次元で同じことに悩んでいたりします。
とくにモデリングの部分では、あまり大差が見つかりません。
アニメーションを作るとかレンダリングをきれいに行うという面では大差があります。

JCADの場合名前にもCADとついてしまっているので脱CADとはいえないですが。。。。Jewlry Moderingには、良いソフトとして、来年もがんばっていけたらなと思っています。

だいぶ、開発も進んできてるので、来年の展示会にはさらに良いものをお見せできるといいなと思っています。


posted by JCG at 16:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

造形用ファイル2

開発に手間取ってて今年最終日になってしまいました。
完璧なSTLを作成する方法としてはフリーフォームなどで粒子化し出来上がったものを面の効率化で面数を削除していく方法が早いと個人的には思っている。
それは、極端に細かいSLCを作ることと同じ作業であるのでできないわけではない。
今までは、JCAD自体が装置メーカーのシステムの一部としてとらえてたこともあり、STLにする事態必要がなかったことでもあるからといえばそうであるのだが。。。
できることは、どんどん実装していけばユーザーの利益につながることではあるので、そのうちに破綻した面をふさいでSLCを作る
ということをすればいいのかなとおもってます。
幸い破綻した面をふさぐ処理は研究してたこともあり、時間的にはさほど必要はないとおもう。
あとは、体積測定やNCの部分をうまく処理できればいいという感じ

演算も現在の開発中のものは、演算前にバックアップファイルを生成し、その後、任意で曲線を分割数5まであげ、さらに三角パッチ化をしてから計算させるかどうか指示する窓をつけている。
それだけでも、かなり精度は上がります。

最終的には新機能としてフリーフォームの簡易版みたいなものまで、実装できればいいなとおもっています。


posted by JCG at 06:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記