2010年01月31日

IJT2010

IJT2010御苦労さまでした。
4日間の日本最大級の展示会が終了しました。

今回の感想は。。
展示会の運営(ブースの位置決定や各申請手続きにおいて例年よりごたごた。)
毎年申請しなければいけないVIPカードの手続きをもっと簡単にしてもらいたいな。。。毎年エクセルの仕様変えんでもいいし。。
入場者数は、少なかったと思う。。。
イ・ビョンホンは必要だったの?
運営者で借りたブース装飾より外部に依頼したもののほうが安くてきれいなのはなぜ?
などいろいろありますがとりあえず、おわりました。。。

率直な意見としては、
CADのあるブースで呼び込むためにデモを行っても人がまばら。。。私も思うのだがいつも同じものの繰り返しになってしまい目新しさがない。(どのCADでも同じことができるようなものになってしまう。)
松村さんが行っていたクレイツールのテクスチャマッピングは、展示会場にあるソフトの中では、いい機能だと思うし、JCADでも来年までに入れたい機能である。これは、ある程度の人が集まっていた。(価格の安いSHADEにも実装されたのだから方向性はどのCADでもできて当たり前になると思う。)

情報の開示
JCADは、開発がストップしたという情報が根強く今回の展示会で見ていただいて、かなりの違いに驚かれる方もいた現在はNETだけに頼った公開の仕方だがもっと、デモをおこなったり営業的に進めなければと思った。
かなり、使用しているユーザー様でも機能を全部把握している人は少ない。パべ留めの配置の仕方など、以前のバージョン6年前?に実装されているコマンドの使用の仕方が解っていない。(開発のほうは3次元ソフト的に解説を行うが、使用するほうは使用してイメージでとらえることが多く把握は難しい。)もっと、良い情報開示を進めなければ。。パべ留めの件は3年前にも同様な方がいたホームページでも解説はしているが。。もっと良い方法を考えなければ。。。

この2年間 開発専念で行ってきているが、やっと、8年前に進言していたことから順に現実化できてきています。これからは、JCADで作成後の細やかな部分(テクスチャの貼り付け、破たんSTLの修正など)を手掛けていける状態になってきた

**日本の業界で名前が挙がるソフト3本について、全部のブースを
まわって、どのような状況か把握したいと言われた企業様がありましたが、即決していただけました。NETでは書けない現況なども含めてお話できることは、展示会の魅力ではあります。これからも、どんどん、お話を進めていこうと思います。
また、導入をお考えの企業様個人の方、ご連絡いただけると幸いです。
JCADの開発は私たちでおこなっておりますので、ユーザー様に近い立場で進めていきたいと思っております。















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2010年01月24日

Vichenza ORO

Vichenza OROが先週おこなわれてたのかな?

何年もいってないのでそろそろ、行きたいなと思ってます。
いつも機械のところにいるのでちょっとだけしか見ないのですが
何日かかけて見ないといけないぐらいの規模なのでいつも、有名どころとお客さんのところしか見ないのですが。。。

今回は出店しないか?と聞かれていたんですが東京でもあるしね。。。イタリアまでいってはお金もかかるし。。。
ブース代は45万ぐらい?(らしく。。。
東京よりやすいな〜

そんな中でも、持つべきものは友
JCADがバージョンアップしてるよと言ってくれたらしく。
ギリシャ、スペイン等のもともとの代理店さんと話が通ったようです。
ヨーロッパの販売店さんは、以前はイタリアの会社で音頭をとっていたのもあり、何社かは面識があるのですが実際に取引があったわけでもなく、担当者の顔を覚えているだけでしたのでありがたいです。

昨年は開発にこもっていたのもあり、香港の展示会も行かずにいたら、海外の方に大丈夫?とメール貰うぐらい心配されていましたが。。まだまだ、これからもがんばりますよ^^
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2010年01月19日

IJT2010

他のCADを見習うとこは見習え
そんな気持ちで開発に着手しています。

次回の展示会に合わせて開発を進めています。

新しい機能をつけたJCADは、

東6ホール B20-50 でお目見えです。

今日実装された機能は、

曲線の距離測定と

曲線(制御点位置)の抽出

及び複数物体の中心点(Z基準変更あり)から曲線を生成

という機能

何が簡単になるかは

jcad7_1.jpg

ナナコ打ち風の球体配置など

配置はとても簡単です。

この機能も将来的にわたって伸ばす余地はありますが



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メイコーの造型機

なぜ、使い続ける会社があるのだろう。。
(自分も使っている。。。)
考えてみた
LCV810[1].jpg
定価4200000円 実売3200000円

1.1個作るには最速!
  大量生産する工場には不向き 特に海外の工場等には向かい。オペレータ 20人とか 日本では考えられない規模
  リング1本が平均4〜5時間(設定によっては2時間)
  1日に2〜3本なら夜かけて朝に終わる。

2.JCADのデータを直接出力可能
  STL等の変換が必要ない、ブーリアンで大きく壊れたもの以外、小さい壊れ方ならすべて造形可能

3.樹脂の後加工が楽
  原型を作成するときは、できた樹脂をヤスリで削ったりしてそのものの雰囲気を調整する。そのため、樹脂には強度が必要である。柔らかいとヤスリにまけ、ヤスリがけがバウンドした感覚になってしまう。
 フィギアの世界がそうであるように、サンドブラストでの切削が可能であり、段差を処理できてしまう。(ガラスビーズとアルミ ナを混ぜる必要がある。)

4.機械のメンテが不要
  樹脂・・・樹脂には粘土があるので温度を上げることによりより水の状態に近くしている。そのため劣化すると思われるが劣化は3年ぐらいのスパンである。環境がきたなければ別だが汚くなることもない。1Kgのストックがあれば何年か使用できる。
 
 本体のメンテナンス
      壊れるまで不要、通常、こぼれた樹脂などの人為的作業で起こるアルコールでのふき取り掃除のみ
 
 レーザー・・・メーカー保証では少ない時間を話しているが、半導体レーザーなので実質稼働時間は長い。実際には10000時間を超えるが前機種の使用時間と同等の設定にされている。(交換用品がないとメーカーが儲けが少ない?。)

列記したが、原型を作成するということを考えた時に、その物の雰囲気というものが重要になる。100%に近いものをCADで描いたとして、画面上で表現されている物と実物大の誤差、造形機の誤差などを考慮すると、80%のできでしかない。残りの20%は手作業による加工が必要である。
(造形した後に悩む人も多そうなので、書いときますが、後加工を考慮して描いたほうがいいと思います。どんなに精密に描いても機械誤差は多かれ少なかれあります。機械の特性を見極めて余剰分を
考慮です。)

そんなことを考えていくと、メイコーの機械を使い続ける人たちがいるのも理解できると思います。
現在のところ、1台で月75型(1日3型X25日計算)を生産できるとして考えた場合、2台あれば160型という計算が成り立ちます。
機械の導入費用を考えると。。ということになります。
昔、メイコーの販売として月200型は1台で作れますという売り方をしていましたが、そのデータを作る作業は何人でするの?というところが抜けていて造型機担当者の方が大変な思いをしたのを思い出します。
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2010年01月18日

NETで基礎を学ぼうジュエリーCAD

ジュエリーCADの普及を考えると、きちんとした情報を出していかないといけないと思い、初級講座をHPに書き出しています。

全部描けるというところまでは、難しいのですがさわりを書いております。
jcad6_1.jpg

http://www.jcad3.net/jcadbasic/HTML/Jcad3basic.html

そのCADにはどのようなものが得意か?どのような描き方をすれば簡単なのか?
ということも含めて考えていただければと思います。

CADは、描こうとする物は最終的に全部描くことが可能ですが、そのCADの操作、コマンドなど、覚えればというのはどのソフトにも付きまとうことです。

CADの開発部分もそこにあり、実際のリフォーム等の仕事をJCADでこなすことによりきずく部分を修正、改良し、さらに新しいコマンドの創出へと動いています。
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2010年01月17日

画面の色

JCADの画面の色は、自分で設定可能です。

昔からの画面の色、
jcad5_2.jpg

3次元のデフォルトというか。。。黒の空間に物体が浮かんでいます。これはこれで見やすいとは思うのですが。
CADとしてのモデリングという点ではいいのでしょうね。。
毎日にらめっこをする画面なのでちょっと、変更してみましょう。

画面の色の設定は、上部バー ツールの下のシステム環境設定にあります。

jcad5_3.jpg

これをいじることにより画面の色が設定できます。

現在の私の画面

JCAD5_1.jpg

Windows7の画面にマッチするように薄い水色にしてみました。
やっぱり目が疲れないような感じです。
また、人に見せる時も柔らかい感じのする画面でいいと思います。

現在も前の設定と、分けられるようになっています。
デフォルトが2個あって、自分の設定色も保存できる感じです。

ユーザーの方は、ちょっと変更してみてください。
次の設定はこの設定を使用しようかなとも思っています。


背景 230、245、255
グループ9 192、128,64
トラッカー5 255、128,0
(トラッカー5にオレンジを使いたかったため、グループ9の色も変更)

色が変わっただけで雰囲気はすごく変わります。
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2010年01月14日

リフォーム会社のお仕事

リフォーム会社のデータ制作の仕事がこなしきれません。

現在、リフォームを行う会社でも今後の展望を考えデータを2次元の写真から3次元のデータへの構築を考える時代になってきました。

以前からこのような動きになるとは思っていましたけど、この何カ月かでさらに飛躍的に進歩するような感じになってきました。

このシステムの構築には、CADの部分とデータベースの連携というものが欠かせなく、2次元のデータベースを3次元化するデータ作成の仕事、データを操作するCAD部分(最初は簡単な変更からしていくもの、売る人たちが操作できないと意味がない)データベースと連携させて、値段を算出するソフトなどが絡みます。

また、インターネットを活用してデータをダウンロードするためのデータ圧縮技術などが絡んできます。

そのために選定されたのはJCADです。
データの軽さ及び日本製で開発も可能です。

現在、データ構築のために月250〜400のデータ制作を目標にしており、仕事がこなしきれない状態です。(その分、安いですが、こんなご時世ですし。。。)

JCAD(GLB版限定になります。データの保存形式とパスワードセキュリティーの問題)をお使いの方で興味がある方には、データの製作のお仕事をお願いしたいと思います。

最終的には、インターネット状にデータベースを組んで、デザイナー登録、売れた商品にデータ料を課金させ、デザイナーさんにお支払いできるというようなところを狙っています。

デザインも描いていくらの世界から、登録、売れたごとに課金というデザイナーさんに良いシステムになればいいなと構想しています。

私たちは開発を手掛けて良かったなと思う場面、将来的に現在の開発がユーザーの方の利益につながるということです。(その分、購入してもらって開発費を捻出しなければならないですけど。)

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2010年01月13日

SLCファイル出力 2月予定

2月いっぱいになるとおもいますがSLCファイルへのEXPORTを追加いたします。

特に海外から要求の多かったものになります。
メイコー製造型機には、必要がありませんが、その他の造型機には
SLCが一番対応できるという判断です。

世界で一番多く使用されているジュエリーCADは、ジュエルCADになりますが(コピー版も含めておそらく世界1、世界的に4〜50万のソフトですが、海賊版が出回りすぎているソフトです。JCADも海賊版はでております。)もともと、ジュエルCAD自体、STLに出力するのが弱く、SLCでの造形対応でした。また、データは大きくなりますが、SLCからSTLに変換するということを行っております。

SLCというのはXYZの数値でカットする、要するに四角いBOXを3次元形状の中に敷き詰めるというような作業になります。
JCADのほうでは、NCMAKERのNCデータ、NCのシュミレーションが同等の作業を行っており出力することが可能と判断いたしました。

これで、いろいろな機材に対応可能だとおもいます。

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2010年01月12日

JCAD3のユーザー

インターネットの世界の広がりはすごいものでこのところ
尚一層広がってきた。

また、ブログの発展は情報を広めるとともに企業戦略にも使われ声を出したものが優位といえると思う。

JCADは、実際のところ多い時で年間250本(世界で)平均的には100本程度が販売される。
昨年までの4年間は、実際にはバージョンアップもされていたのだが、日本限定で年間保守ユーザー向けという形で一般的には開発がされていないように見えた。
また、開発する会社の名前変更や弊社への移管などで時間的にも費やされた。(何十万行もある開発コードを解析するにはとてつもない労力がかけられる。PCの前に座って根っこが張ってしまうほど。。。)

この5年間は、世間一般的には開発がストップされてという見方がされていたと思うが、ユーザーの方は機能UPをしていたというのがほんとの話である。

ただ、世間に声を出さないこと自体が間違いのもとで、これの腐食に1年たってやっと声が出てくるようになった状態である。

イタリアの LE ARTI ORAFE http://www.artiorafe.it/からも連絡がきました。フィレンツェにある学校です。バージョンアップの問い合わせです。

昔がそうであったようにまた、海外から日本上陸なのかなという感じに思えます。まだまだ、これからですね。







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開発(拡張 曲線での制御)

曲線指定リサイズ・基準線指定移動・基準円指定移動などの基準曲線を今までは最初に数値で制御点数を決めていたのですが、
曲線編集の操作と同じように基準線を作業中にでも編集できるように改良をした。

今までは基準線に自分が動かしたい位置を作るのに最初に何分割必要と考える必要があったが挿入点クリックで増やせるように変更をしたためあとから増やして動かすことが可能になった。

基準線指定移動と基準円移動は今まで1面での作業でしたが、3面に制御点を表示し、2軸の作業から3軸の作業が可能となった。
また、曲線点だけであった基準線を折れ線点に変更可能にした。

jcad4_1.jpg

さらにパワーアップしました。

このような、ユーザーが使っていてもっとこうすればいいのにと思うところ(現存するコマンドで。。)は意外と早く開発が可能です。気がついたところをメールいただけるとありがたいと思います。

また、MIXIでは

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4033616
こちらに書き込んでいただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。

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2010年01月11日

マリッジリングの描き方(文字入れ)

簡単な文字入りリングの書き方をUPしました。
kou2.jpg

http://www.jcad3.net/jcadbasic/HTML/Jcad3basic.html

こちらからご覧ください。

CADは難しくてといわれる方もこの方法なら簡単に?描けると思います。(簡単な部分だけではすべてはえがけないですけど。。。)

この部分だけなら、BASIC版(15000円)を買えばできてしまいます。まずは、3次元をさわることからやってみてください。

このようなデータを書いてWAX切削に持っていきオリジナルリング制作をされている店舗さんは多数存在します。

ローランドの切削機はDXFとSTLが入力可能です。JCADのデータはローランドの機器と相性がいいということです。STLにする必要もなく複数物体で保存が可能なDXFでも大丈夫です。
使ってみてください。

kou1.jpg

文字を抜いたものも加えておきます。

kou3.jpg
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2010年01月10日

開発(拡張)

開発の重要な要件としては描く方法を見つけることです。
このCADを使って描くにはどのようにすれば楽に描けるか?
ということを考えます。
そして、実践してみます。

そうすると、必然的に機能UPしなければというものが見えてきます。その部分においてどちらかというと現存するコマンドの改良というものが必要になります。

JCAd3_3.jpg

これは、現在のJCADのスペースコマンドといって、移動と回転とサイズ変更を1つのコマンドで行うのにつけられたものです。
これなどは、細かいパーツなどをくみ上げるのに、移動と回転でちまちま動かすたびにコマンドを押しなおすということになり1コマンド内での処理をさせられないかということで作成しました。
中心の青のカーソルドラッグで移動。周りのピンクラインの上の緑の点をドラッグで回転。水色のカーソルはサイズ変更になっています。

3次元的な処理を行うためには透視図を使えば良いと思う方もいると思うのですが、(私もCG系ソフトの様に透視図での処理がいいなと考えた口ですが。。。。)
下記は3次元バーチャル空間のSecondLife内での物体の移動・回転ですが、

jcad3_1.jpg
jcad3_2.jpg

移動方向と回転方向はこの色の軸に合わせて移動回転を行う。
この軸は東西南北(X/Y)と上下(Z)で固定である。
移動の場合は2軸方向を一緒に選択も可能だが操作が難しくなる。
通常1軸の操作の連続になります。

結局は、3次元バーチャル空間においても3面図と同じことをしているということが挙げられます。

どのソフトもそうですが、移動と回転などの処理を連続で行うということは、昔から一緒なので最初から存在してても良かったのかなと思います。
自分で開発しといてなんですが、自分で描くときに移動と回転のボタンを使ってしまいます。なれって、ほんとに恐ろしいです。。。
今日も描いていて途中できづいたり。。。
そろそろ。。意識して使わないととおもったりです。

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2010年01月09日

立体的なもの

JCADで具象を描くのは難しいといわれますが。。。。
はたしてそうなのでしょうか?

宝飾の場合、平たいものが多いのでだいたい甲丸の棒から描けます。
JCAD2_1.jpg
写真をとりこんで甲丸の棒を配置

jcad2_2.jpg

甲丸の棒を写真にそって断面を変形していきます。

jcad2_3.jpg
画像にどんどん合わせていって。高低差をつけたり

この馬の完成画像は、時間のあるときに上げたいと思います。

立体的造形といえば、うちの講習の修了者さんでもある。

four-heartsさん

http://four-hearts.jp/

ここの商品はJCADで書いています。また、製品も光造形で作られています。
頑張ってますね^^





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CADで作る宝飾はかたいライン?

CADで作る宝飾はかたくてカチカチとしている?
というイメージを持たれている方も多いと思う。
実際そのような話を耳にすることもある。

はたして、それはどうであるかというとそんなことは、まったくもって見当違いということになる。
逆に柔らかいラインもかたいシャープなものもCADは得意としているからである。

下記は同じ点数で断面を描き棒状態にしたもの
jcad1_1.jpg
同じ点数の断面でも内甲丸のような形状と角がある甲丸の形状が描ける。

その内甲丸の棒をリングにし、断面を移動させることによりS字にしたもの
(制御点列移動で断面を2個たがいになるように移動)
Jcad1_2.jpg

普通に柔らかなラインのリングができます。

jcad1_3.jpg

S字の出っ張った部分を鋭角にしたところ
(上記リングを制御点列移動により移動した断面をSHIFT+クリックする)

Jcad1_4.jpg

上図から外側に角として飛び出している部分だけ曲線に変えたところ(制御点移動で角の部分をSHIFTキーを押しながらドラッグにより制御点を認識)
Jcad1_5.jpg

という感じに柔らかいラインも固いライン全部可能です。

現存する商品と同じものが書けなければ、一般的にそのCADは使用できません。細部にこだわればいくらでも作りこめます。
私が工場で作成していたものにはロイヤルアッシャーや二ナ・リッチの原型等もあります。普通にCADで作成しています。

**CADで制作するものはCADで特化されたものという意見もありますが普通なものをしっかりかけてこそのその先ではないかなと思います。


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2010年01月08日

ネットの講習

以前はJCADと造形装置の販社として、また講習を行うところとして活動していて、講習もお金を払って受けた方だけ、造形についての知っていることも機械を買った会社だけに教えるということが自分たちの独自性を出すためのシークレットな部分で行ってきました。

JCADの開発を手掛けるようになって変わったことは、ユーザーとの対話において、全機能を使えていないと思ったこと、また、まだまだユーザーに優しくという部分が欠けていること(これは、JCADだけの話ではないが。。。。)

そのためには、情報公開の場が必要になるだろうということ。

そのための第1段がこのブログであり、基礎講習のネット化だと思っています。

JCAD基礎  http://jcad3.net/jcadbasic/HTML/Jcad3basic.html

まだまだ、充実していかないといけませんが、ジュエリーCADを始めてみたい方、マリッジリングを作ってみたい方等、さわっていただけるとありがたいと思います^^

このブログでは、他社のCADおよび機械も客観的にみて判断したいと思っています。





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猫のパーツ

猫の後姿を描いてみました。

neko.jpg

こいうのは、球体を並べれば簡単にできます。
後姿特集もかわいいかもですね

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2010年01月07日

ジュエリー向き3次元ソフト

まず。3次元のソフトってなんだろう・・
簡単にいえば空間に紙みたいなものがあってそれをまるめたり
つなぎ合わせたものということで
最終的には同じものをつくっているだけ

その過程が早いか遅いかの流れがあって基本的には自分の書きたいものをどのような過程で書けば早いのかということを見つけた人の勝ちであり1回その過程を見つけてしまえば適当に書いてもそれなりのものができる。

これは、フリーの3次元ソフトを使っても同じでその人が何に特化して描いていくのかで方法を見つけ描きこめるのである。
以下はフリーソフトのブレンダ―で描いたデータであるが
Doragon.jpg
業界外の方であるがこのようなものを描いてしまいます。
(造形しなきゃいけないんだけど、ちょっと、待っててくださいね。。)

このようにどのソフトを使っても描けるということは変わりはない

ジュエリー用ソフトの利点はジュエリーを作る上での簡単操作が組み込まれていることであり、特定なジュエリーなら、早く描けるということである。

適当に書いてもこいうものができますというひともいるが、適当に描いてもそいうことができるという操作方法を覚えただけで、その
過程を知らない人には難しいことである。

良くDEMOであなたがやってると簡単に見えるという方がいますが、簡単なものは誰でも簡単です。そいう簡単操作が組み込まれているのですから、難しいものは私にも難しいです。ですが、この辺も経験値を上げることで克服していけると思います。フリーソフトでも上記のようにかけてしまうのですから
描き方も複数存在し、基礎を覚えたところから脱却できていけば実際は、基本部分さえあれば何でも描けるということです。

自分自身でもデザインやデータ制作をおこないながら思うことは、まず、仕事としてはシンプルなデータが多いこと、CAD特有なものも少ないこと(企画があれば別だろうけど。)ということが上げられます。

究極的には誰でも触れる甲丸ソフトみたいな特定なものでもいいのかと思いますし、その開発も進めています。当然、JCADの機能強化にもなりますし、すぐにとはいえませんが、そのようなものを今年は出せればなと思います。(企業様と共同で進めている部分もありますのでどういう形で出すかは未定です。)
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2010年01月06日

造形物の鋳造

光造形物の鋳造について

まず、光造形に使われている樹脂の成分は何か、全体的にはアクリル樹脂が多い、イタリアのデジタルWAXの白い樹脂はエポキシ系樹脂になります。

アクリル系樹脂は、大体のものが350度近辺が発火する温度帯になります。
そして、樹脂を大気中で燃やすと最終的な残渣が0.2%〜残ってしまいます。そのため、98%は、燃えるといえます。

アクリル板を熱したことがある方は気付くと思いますが、アクリルは収縮します。逆に石膏は膨張します。

この辺が光造形の鋳造の難しさになります。

樹脂の成分を見てみると、強度を出すためにグラス系の成分が入っているものもあります。その樹脂は確実にキャストはできないと思います。(当初、販売店さんは、それでもキャストできますと販売してましたが。。。。)

鋳造の時に重要になることは、
1.強度のある石膏を作る
アクリル専用の石膏も世界的にみれば販売されております。
また、ジュエリー用鋳造石膏の加水時にホウ酸等を加えて強度を
上げる(グラス系のものでもよい)

急激な膨張・収縮を避ける
低温度時の石膏内水分を良く抜く(水分が切れるまで石膏内は99度のままです。)
焼成炉の上昇時間をなだらかなラインにする。(膨張・収縮が急激に起こらないようにする)
 
樹脂の発火点で温度を保ちじっくり焼く(炭化を防ぐ)
樹脂の発火点を把握し、若干上の温度帯で良く焼成を行う。(焼成炉は通常無酸素状態なので、同温度だと燃えにくい)

最大温度まで上げて樹脂を焼き切る
残渣を少なくするため、石膏が壊れる手前まで温度をしっかり上げる。

などが言える。

焼成炉は、同じ条件を保つため小さな専用炉を用意したほうがよい、焼成炉が大型になると温度センサーの位置と石膏を置いている位置ではかなりの温度の開きがあります。2段のかまで上部と下部では60度の開きということもあります。

また、日本で成功した条件で海外でも同じというわけではありません。水質の違いなどもあります。

樹脂のキャストをテストしていて思うことは、業者さんは、卓上の理論で作っているというということ、また、キャスト屋さんは今までの流れの中でやりたいということ、98%のキャスト成功率ではだめだということ(ハードWAXでさえ100%ではないところもありますが。ハードWAXにはプラスティック系の成分をいれて固くしているので残渣は残りやすい)

インジェクションWAXが70℃ぐらいで溶けるところを180度ぐらいで脱漏をしているのであるから、その辺を気をつけて考えれば、たいていの樹脂はキャストまで持っていけます。

メイコーの樹脂と某社開発中燃焼できる樹脂を同条件でキャストしたところ、メイコーの樹脂のほうがはるかに鋳造がきれいでした

アクリル系樹脂が燃焼可能になると起こる問題としては、樹脂の強度がなくなるということが上げられます。強度がなくなると、後作業ができないこと、また、精度的にあいまいになる(段差がみえにくくなるからいいと言えばいいが。。)など

まだまだ、難しいです。

この、精度をたもったまま、燃焼ができる樹脂を生産可能となると
世界的な販売が可能で、億万長者も夢ではありません。メーカーさんたちも機械を作ってるよりいいとはいってますが、まだまだですね。期待してます。(可視光と不可視光の問題は凝固開始剤の問題だけなのでベースになるものができればいくらでも可能です。)

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2010年01月05日

講習について

いろいろなCADがありさまざまな描き方があります。

ジュエリー用に使われているソフトもさまざまな物がありますが、
一つのソフトの中でも講習方法も違えば描き方も違うということがあります。

まず、講習方法で基礎を重視するところと楽しく描ければいいというところでは、相当の差がでます。はるかに基礎重視をしている講習がいいとおもいます。

JCADにおいても1つの物を作成するのに何種類も方法があります。そのことに気づく人が様々なデータを描ける人です。
講習では、一定の描き方を教えますが、そこから、脱却できる人
がソフトを理解したという人です。

ソフトを選定するさいもそうですがDEMOでは簡単に見せるような方法で行いますし、それが、造形に適したデータではないことが多いです。

3次元CADの講習先とソフト選定は、そのデータがものになるデータかどうかを見比べることが必要です。






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縄目

TEST7.jpg

昔からやだなと思ってたもの
つるっとした縄目は簡単ですけど縄目が分割されているものは
描くことはできるとは思ってましたが、作業の複雑さを考えると
やだなと思わざる負えなかったです。

機能を使いこなしていなかったというのが実際のところですが
簡単にできるようになりました。
たぶんですが、これだけの制御点を扱うのは現在のバージョンしかできないと思いますが、

これにより、うろこがあるもの具象などもさほど手をかけずにできるかなと思います。

後ほど(いつかは。。。)描き方を誰でもできるにUPしますが

お使いの方は、以下

F6曲線生成→ 掃引体 → 曲面編集 拡大縮小 → 移動複写 →コネクト → 専断 → ひねり という感じです。
(UNITとコネクトを間違っていました。。。すみません。。)

イメージを膨らませてくださいね^^
posted by JCG at 11:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記