CADで作る宝飾はかたくてカチカチとしている?
というイメージを持たれている方も多いと思う。
実際そのような話を耳にすることもある。
はたして、それはどうであるかというとそんなことは、まったくもって見当違いということになる。
逆に柔らかいラインもかたいシャープなものもCADは得意としているからである。
下記は同じ点数で断面を描き棒状態にしたもの

同じ点数の断面でも内甲丸のような形状と角がある甲丸の形状が描ける。
その内甲丸の棒をリングにし、断面を移動させることによりS字にしたもの
(制御点列移動で断面を2個たがいになるように移動)

普通に柔らかなラインのリングができます。

S字の出っ張った部分を鋭角にしたところ
(上記リングを制御点列移動により移動した断面をSHIFT+クリックする)

上図から外側に角として飛び出している部分だけ曲線に変えたところ(制御点移動で角の部分をSHIFTキーを押しながらドラッグにより制御点を認識)

という感じに柔らかいラインも固いライン全部可能です。
現存する商品と同じものが書けなければ、一般的にそのCADは使用できません。細部にこだわればいくらでも作りこめます。
私が工場で作成していたものにはロイヤルアッシャーや二ナ・リッチの原型等もあります。普通にCADで作成しています。
**CADで制作するものはCADで特化されたものという意見もありますが普通なものをしっかりかけてこそのその先ではないかなと思います。