2012年01月17日

WAX造形

サンダースのWAX造形の精度が上がって素晴らしくなってきた。
だいぶ、甲府の業者さんでも入れ替えが進んでいるようです。

造形機の構造って、そんなに変わらないので、同じ方式ならだいたい、故障個所も
同じ、やっと、解ってきている人はいる。

JCADのユーザーさんも、WAX造形機を使いだしてきて
データを機械にもっていくために、いろいろとやっているようだ。

このブログも久しぶりに書いているが・・・(展示会でブログ書かないですね・・・といわれたのもあって?)

1年前になるものね

振り返ってみて、あらためて思うこと

SLC出力つけたよ!

これが、意外と重要だったけど反応が低かったのでそのままにしてた。

SLC形式のファイルって、3Dシステムが提唱する、3次元造形機用のスライスデータの形式

だいたいの、造形機で使うことができる。

知り合いの会社でもWAX造形機買ったときに、ファイルの移行の為、バカ高いソフトを購入させられてた。

STLをそのソフトに持ち込んで欠落部分を直すという方法で・・・

SLCファイル形式の出力が付いてるJCADでは、そのファイルをダイレクトに持っていけるので必要はないのに

また、SLCにしたときの欠落部分を補完する機能もあるので、エラーは起きにくい。

エラーが確認されているのは、古いデータのパーツの流用のときに、SLCファイルのエラーが出たことはある。演算の問題だと思われる。

現在のJCADには、演算時に、よりよい精度を出すために、三角パッチ化してからとか、曲線分割数をあげてからとかいろいろ設定ができる。その辺で、演算精度も上がっている。

このところ、いまさらながSLCファイル出力をテストしていますという方もおり、

やっと、理解されてきたかな?と思う今日この頃です。

いままで、やってきた方法(ほかのCADにからめたり)より、データ作成が時間短縮で、しかも、エッジがしっかりしているらしい。やってみる価値は、あります。

よそのCADで書いたSTLファイルを読み込んで、SLCファイル出力するテストもしてもらえれば・・・と思う。

posted by JCG at 13:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記