私が宝飾用CADに携わって15年だいぶ月日がたってきました。当初、すぐに加速すると思われたこの分野15年の月日がたち、やっと企業で導入されだしてきている。
仕事柄、海外の事情も見てきており、日本がすでに取り残された感はある。
また、日本におけるこの分野の情報は業者から出たものが多くさもすれば独りよがりの情報もある。
このブログでは、偏った情報ではなく3Dジュエリーを本格的に行う上での情報を書いていきたいと思う。
世界的にジュエリー用として発売されたのは、香港のジュエリーCADである。今まで世界的に多かったのはダントツでこれである
その後、宝飾用としては JCAD、3番目にTYPE 3D(現3DSIGN )。そしてRHINOが工業用CADとの受け渡しのCADとして使われだしたのが順番である。
その中で昔は、JEWELCAD→JCAD→RHINOという構図であったが現在は、RHINO→JEWELCAD→JCADという構図である。
この3本は、かわいそうではあるが、コピー版が出回っており販売会社が把握できる本数の数倍は使用されている。
今後、NET認証化により実際の使用本数は把握されるだろう。
3DESIGNは販売本数を理解してないのでなんとも言えないが中国・韓国・香港などの企業であまり見たことがない。(単に私がみないだけであるとは思う)スワロフスキーを使うところには最適であると思う。将来的にあなどれないとおもう。
海外の工場、特に中国/韓国の企業では、CADオペレーターも30人前後となっており、その企業が導入しやすいものが、RHINOとJCADであるということは変わらないようである。
2009年03月22日
宝飾用CADについて
posted by JCG at 16:48| 日記