2009年05月17日

NCファイルについて

 ある方と話していてちょっと考える機会があったので考察、だいたいの機械は3次元ファイルとして、DXF(3DFACE)とSTLに対応しているその上での問題点とはソリッドモデラーはブール演算での抜けおちの問題、サーフェースモデラーでは、3次元ファイルにした場合の変換上の問題があります。(演算部分などCGで見せているものをファイル変換時に計算させますので±がわからなくなりおかしな物体を生成)
そのため、ソリッドモデラーはホールを埋めるためにSTLの修整ソフトを使用することが多いし、サーフェースモデラーならSLCに変換して行うことが多い。要は STLファイル製作の上での抜けおち処理かSLCファイルに変換するの良いといわれている。その上でいえば、JEWELCADは、SLCファイルを出力しそのSLCをSTLにできるというものであるしかし、複雑に作ったものはファイル変換時に演算部分の±部分での障害が発生している。これはCAD操作の方法を変えれば改善ができるのだが、演算に演算を加えて作成した場合は当然、有意であるソリッドモデラーもホールが多々できるので、実際に計算していないソフトでは難しいといえる。
データ量の問題で細かくすれば細かくするほど精度は上げることができるが不必要なデータを機械が読み込むために機械の速度が遅くなることが多い。(データを細かくすると、粘土のような操作で編集もできるし細かい細工も可能になるが、現存する機械では光造形で10μ(実質樹脂の影響と光の径に依存するのでかなり精度は劣る)切削型では、ドリルの径および角度に依存するので約0.125ぐらいが限界ではなかろうか?
機械的にはそれ以上の精度は不必要ということになる。しかし、線として機械は読み込むので短い線が増えれば遅くなるという状態になる。
一長一短である。
良い方向は、ブール演算の精度アップ・それの限界ならば補正ソフト・3角パッチの増減ができるものというかんじかなとおもう。
ホールの自動補正ソフトも3角パッチの自動増減できるソフトも単体で存在する。それらの統合ができればいいソフトなのだろうが異なるエンジンを持たせるようなソフトがどのくらいの価格でできるのかは不明である。それに近いソフトを実現できるように開発は行うつもりでいる。
posted by JCG at 12:32| Comment(0) | 日記
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