線の厚みというか面の厚みというか
NCソフトの作り方により機械にかけられるデータは限られてきます。
多くの機種では、STLデータでも完全なものという前提がつけられます。
STLデータは、USAの3DSYSTEM社が光造形用データとして提唱したものであり、中身は、DXFの3DFACEと同様なものである。
その違いは、DXFの場合、複数個の物体を保持してよいということである。要するに演算の和は必要がないということになる。
造形を行うサービスビューローは、様々なCADから出たデータを造型しなければならなくその対応に苦慮する。
NCを作るCAMソフトが高価にもかかわらず、単体で売れるのにはその辺の問題がある。また、STL修正ソフトもそうである。
3DSYSTEM社がすごいなとおもうこと。。破たんした面(GAP)を自動で補完するものを作っていること。描き方にもよるが
破たんする面はその物体同士の面の線に異存が多い。細かければ当然破たんも小さい。どの範囲のものが抜け落ちた面になるのか0.1mmなのか0.01mmなのかという数値を与えてあげれば、そこは抜け落ちていないと判断がつくようである。
その辺は、装置を作っている会社自体がNC作成ソフトをどのように作るのかが重要になってくる。(それをまっててもらちが明かないだろうが。。。。)
そもそも、面とか線って厚みがあるのだろうか?
そのCADによって違うことではあるが、JCADには存在した。
同一に重なる面を作り(接する直方体2個等)を演算し、同一面が除去できるかやってみた。JCADは、同一面をそのまま面として書き出すためリングサイズ合わせ等で自動的に接する面を作成するとその個所に面が残ってしまう。
0.0035mmずらすことにより同一面の除去は可能となった。
ということは、JCADには線と面の厚みが0.0035mm存在することになる。
よりよいデータを掃くためにはこのような単純な疑問のテストも必要で次にはこれを修正できる何かを探すことを考えなければとおもう。
自分でもデータを描くため、いろいろな機種に対応したデータを描かなければならない。そのための研究は必要であり。対応機種の特性も知らなければいけない。いつまでも勉強は必要である。
2010年02月15日
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