2010年02月22日

新コマンド

新コマンドが増えるたびに下位のバージョンには、ない操作になるのでファイルが同じ拡張子でひらけることはひらけるのですが
コマンドがエラーになり、そのコマンドを含まないデータで表示されます。
そのへんが、既存のコマンドを活用したものと新しく付加しなければならない部分との境界線になります。

どんどん、新機能がふえることはいいのですが、その辺をどうするかが悩みどころです。

なにかいい手はないか考え中ですが。。。。。
現存する3次元の手法を全部組み込んで後は、拡張という形がベストなのでしょうが、それには、何年もかかると思います。

拡張子を変えることで、対応もできますが、煩雑になりますしね。



DXFなどにもバージョンは存在します。バージョンによってコマンドの違いもあります。3次元初期から作られたソフトはそのような進化をしながら来てるのを見ると。しかたないのかとも思えます。

物体データとしては、DXF(3DFACE)、 STLが存在し、これは、すべて3角パッチの列挙ですから、どのソフトでも同じです。

DXF(3DFACE)は 複数物体を持てるデータなので、演算の和は必要がありません。

ローランドなどのNCを作成するときは、DXF(3DFACE)での保存が最適ではないかと思います。


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2010年02月17日

NCデータのひげ?

現在、SLC出力を研究していますが。
その中で、破たん部分を強制的に線をつなげるということを行ってます。

MEIKOのNCデータは、破たん部分をとなりに物体がくるまで
作成してしまうので、すべてを造形可能ですが、細い線(ひげと呼んでる物)が出ます。
SLCデータの出力を行っていて、その破たんした個所を結ぶことに成功しました。

大きく壊れたところはだめとしても、ひげはでなくなります。
そのうちに、NCMAKER有料版を作成します。
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2010年02月15日

線の厚み

線の厚みというか面の厚みというか

NCソフトの作り方により機械にかけられるデータは限られてきます。
多くの機種では、STLデータでも完全なものという前提がつけられます。
STLデータは、USAの3DSYSTEM社が光造形用データとして提唱したものであり、中身は、DXFの3DFACEと同様なものである。
その違いは、DXFの場合、複数個の物体を保持してよいということである。要するに演算の和は必要がないということになる。

造形を行うサービスビューローは、様々なCADから出たデータを造型しなければならなくその対応に苦慮する。

NCを作るCAMソフトが高価にもかかわらず、単体で売れるのにはその辺の問題がある。また、STL修正ソフトもそうである。

3DSYSTEM社がすごいなとおもうこと。。破たんした面(GAP)を自動で補完するものを作っていること。描き方にもよるが
破たんする面はその物体同士の面の線に異存が多い。細かければ当然破たんも小さい。どの範囲のものが抜け落ちた面になるのか0.1mmなのか0.01mmなのかという数値を与えてあげれば、そこは抜け落ちていないと判断がつくようである。
その辺は、装置を作っている会社自体がNC作成ソフトをどのように作るのかが重要になってくる。(それをまっててもらちが明かないだろうが。。。。)

そもそも、面とか線って厚みがあるのだろうか?
そのCADによって違うことではあるが、JCADには存在した。
同一に重なる面を作り(接する直方体2個等)を演算し、同一面が除去できるかやってみた。JCADは、同一面をそのまま面として書き出すためリングサイズ合わせ等で自動的に接する面を作成するとその個所に面が残ってしまう。
0.0035mmずらすことにより同一面の除去は可能となった。
ということは、JCADには線と面の厚みが0.0035mm存在することになる。
よりよいデータを掃くためにはこのような単純な疑問のテストも必要で次にはこれを修正できる何かを探すことを考えなければとおもう。
自分でもデータを描くため、いろいろな機種に対応したデータを描かなければならない。そのための研究は必要であり。対応機種の特性も知らなければいけない。いつまでも勉強は必要である。





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2010年02月07日

NETだけで勉強どこまでいけるか

展示会が終わって展示会中にできなかったデータのお仕事がたんまり溜まってしまいました。
今日もやらなきゃ。。。。

展示会中5日間サボったのですが、1週間かけて渋滞解消中です。

CADのオペレータの仕事は、以前から言っておりますが、女性の方向きではないかなと思っています。そこの会社の原型の雰囲気が
理解できれば、結婚しても家庭でできる仕事であるから。

JCADのユーザーの工場でもそれを推し進めているとこもある。
ここの工場長は、とても先見の目がありまた、行動力もすごいので押しすすめたようです。当初1年は右往左往でしたが、今は90%以上CADでの原型制作に成功し、逆にそれを処理する職人が足りない状態になっている状況です。造型と手作業があいまって、いいものが作れるというのは、将来的にも変わらないと思います。


今回は、データの仕事のインフラを整えるために一つの実験を試みようと思っています。知り合いのまったく、宝飾業と関係ない人で
NET(誰でもできる基礎講座)だけで、オペレートが可能かどうか?(向き、不向きもあるとおもうので、宝飾が好きな人ということが前提)昨日からソフトを渡しTRYさせているのでその報告もここで行いたいと思う。

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2010年01月31日

IJT2010

IJT2010御苦労さまでした。
4日間の日本最大級の展示会が終了しました。

今回の感想は。。
展示会の運営(ブースの位置決定や各申請手続きにおいて例年よりごたごた。)
毎年申請しなければいけないVIPカードの手続きをもっと簡単にしてもらいたいな。。。毎年エクセルの仕様変えんでもいいし。。
入場者数は、少なかったと思う。。。
イ・ビョンホンは必要だったの?
運営者で借りたブース装飾より外部に依頼したもののほうが安くてきれいなのはなぜ?
などいろいろありますがとりあえず、おわりました。。。

率直な意見としては、
CADのあるブースで呼び込むためにデモを行っても人がまばら。。。私も思うのだがいつも同じものの繰り返しになってしまい目新しさがない。(どのCADでも同じことができるようなものになってしまう。)
松村さんが行っていたクレイツールのテクスチャマッピングは、展示会場にあるソフトの中では、いい機能だと思うし、JCADでも来年までに入れたい機能である。これは、ある程度の人が集まっていた。(価格の安いSHADEにも実装されたのだから方向性はどのCADでもできて当たり前になると思う。)

情報の開示
JCADは、開発がストップしたという情報が根強く今回の展示会で見ていただいて、かなりの違いに驚かれる方もいた現在はNETだけに頼った公開の仕方だがもっと、デモをおこなったり営業的に進めなければと思った。
かなり、使用しているユーザー様でも機能を全部把握している人は少ない。パべ留めの配置の仕方など、以前のバージョン6年前?に実装されているコマンドの使用の仕方が解っていない。(開発のほうは3次元ソフト的に解説を行うが、使用するほうは使用してイメージでとらえることが多く把握は難しい。)もっと、良い情報開示を進めなければ。。パべ留めの件は3年前にも同様な方がいたホームページでも解説はしているが。。もっと良い方法を考えなければ。。。

この2年間 開発専念で行ってきているが、やっと、8年前に進言していたことから順に現実化できてきています。これからは、JCADで作成後の細やかな部分(テクスチャの貼り付け、破たんSTLの修正など)を手掛けていける状態になってきた

**日本の業界で名前が挙がるソフト3本について、全部のブースを
まわって、どのような状況か把握したいと言われた企業様がありましたが、即決していただけました。NETでは書けない現況なども含めてお話できることは、展示会の魅力ではあります。これからも、どんどん、お話を進めていこうと思います。
また、導入をお考えの企業様個人の方、ご連絡いただけると幸いです。
JCADの開発は私たちでおこなっておりますので、ユーザー様に近い立場で進めていきたいと思っております。















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2010年01月24日

Vichenza ORO

Vichenza OROが先週おこなわれてたのかな?

何年もいってないのでそろそろ、行きたいなと思ってます。
いつも機械のところにいるのでちょっとだけしか見ないのですが
何日かかけて見ないといけないぐらいの規模なのでいつも、有名どころとお客さんのところしか見ないのですが。。。

今回は出店しないか?と聞かれていたんですが東京でもあるしね。。。イタリアまでいってはお金もかかるし。。。
ブース代は45万ぐらい?(らしく。。。
東京よりやすいな〜

そんな中でも、持つべきものは友
JCADがバージョンアップしてるよと言ってくれたらしく。
ギリシャ、スペイン等のもともとの代理店さんと話が通ったようです。
ヨーロッパの販売店さんは、以前はイタリアの会社で音頭をとっていたのもあり、何社かは面識があるのですが実際に取引があったわけでもなく、担当者の顔を覚えているだけでしたのでありがたいです。

昨年は開発にこもっていたのもあり、香港の展示会も行かずにいたら、海外の方に大丈夫?とメール貰うぐらい心配されていましたが。。まだまだ、これからもがんばりますよ^^
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2010年01月19日

IJT2010

他のCADを見習うとこは見習え
そんな気持ちで開発に着手しています。

次回の展示会に合わせて開発を進めています。

新しい機能をつけたJCADは、

東6ホール B20-50 でお目見えです。

今日実装された機能は、

曲線の距離測定と

曲線(制御点位置)の抽出

及び複数物体の中心点(Z基準変更あり)から曲線を生成

という機能

何が簡単になるかは

jcad7_1.jpg

ナナコ打ち風の球体配置など

配置はとても簡単です。

この機能も将来的にわたって伸ばす余地はありますが



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メイコーの造型機

なぜ、使い続ける会社があるのだろう。。
(自分も使っている。。。)
考えてみた
LCV810[1].jpg
定価4200000円 実売3200000円

1.1個作るには最速!
  大量生産する工場には不向き 特に海外の工場等には向かい。オペレータ 20人とか 日本では考えられない規模
  リング1本が平均4〜5時間(設定によっては2時間)
  1日に2〜3本なら夜かけて朝に終わる。

2.JCADのデータを直接出力可能
  STL等の変換が必要ない、ブーリアンで大きく壊れたもの以外、小さい壊れ方ならすべて造形可能

3.樹脂の後加工が楽
  原型を作成するときは、できた樹脂をヤスリで削ったりしてそのものの雰囲気を調整する。そのため、樹脂には強度が必要である。柔らかいとヤスリにまけ、ヤスリがけがバウンドした感覚になってしまう。
 フィギアの世界がそうであるように、サンドブラストでの切削が可能であり、段差を処理できてしまう。(ガラスビーズとアルミ ナを混ぜる必要がある。)

4.機械のメンテが不要
  樹脂・・・樹脂には粘土があるので温度を上げることによりより水の状態に近くしている。そのため劣化すると思われるが劣化は3年ぐらいのスパンである。環境がきたなければ別だが汚くなることもない。1Kgのストックがあれば何年か使用できる。
 
 本体のメンテナンス
      壊れるまで不要、通常、こぼれた樹脂などの人為的作業で起こるアルコールでのふき取り掃除のみ
 
 レーザー・・・メーカー保証では少ない時間を話しているが、半導体レーザーなので実質稼働時間は長い。実際には10000時間を超えるが前機種の使用時間と同等の設定にされている。(交換用品がないとメーカーが儲けが少ない?。)

列記したが、原型を作成するということを考えた時に、その物の雰囲気というものが重要になる。100%に近いものをCADで描いたとして、画面上で表現されている物と実物大の誤差、造形機の誤差などを考慮すると、80%のできでしかない。残りの20%は手作業による加工が必要である。
(造形した後に悩む人も多そうなので、書いときますが、後加工を考慮して描いたほうがいいと思います。どんなに精密に描いても機械誤差は多かれ少なかれあります。機械の特性を見極めて余剰分を
考慮です。)

そんなことを考えていくと、メイコーの機械を使い続ける人たちがいるのも理解できると思います。
現在のところ、1台で月75型(1日3型X25日計算)を生産できるとして考えた場合、2台あれば160型という計算が成り立ちます。
機械の導入費用を考えると。。ということになります。
昔、メイコーの販売として月200型は1台で作れますという売り方をしていましたが、そのデータを作る作業は何人でするの?というところが抜けていて造型機担当者の方が大変な思いをしたのを思い出します。
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2010年01月18日

NETで基礎を学ぼうジュエリーCAD

ジュエリーCADの普及を考えると、きちんとした情報を出していかないといけないと思い、初級講座をHPに書き出しています。

全部描けるというところまでは、難しいのですがさわりを書いております。
jcad6_1.jpg

http://www.jcad3.net/jcadbasic/HTML/Jcad3basic.html

そのCADにはどのようなものが得意か?どのような描き方をすれば簡単なのか?
ということも含めて考えていただければと思います。

CADは、描こうとする物は最終的に全部描くことが可能ですが、そのCADの操作、コマンドなど、覚えればというのはどのソフトにも付きまとうことです。

CADの開発部分もそこにあり、実際のリフォーム等の仕事をJCADでこなすことによりきずく部分を修正、改良し、さらに新しいコマンドの創出へと動いています。
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2010年01月17日

画面の色

JCADの画面の色は、自分で設定可能です。

昔からの画面の色、
jcad5_2.jpg

3次元のデフォルトというか。。。黒の空間に物体が浮かんでいます。これはこれで見やすいとは思うのですが。
CADとしてのモデリングという点ではいいのでしょうね。。
毎日にらめっこをする画面なのでちょっと、変更してみましょう。

画面の色の設定は、上部バー ツールの下のシステム環境設定にあります。

jcad5_3.jpg

これをいじることにより画面の色が設定できます。

現在の私の画面

JCAD5_1.jpg

Windows7の画面にマッチするように薄い水色にしてみました。
やっぱり目が疲れないような感じです。
また、人に見せる時も柔らかい感じのする画面でいいと思います。

現在も前の設定と、分けられるようになっています。
デフォルトが2個あって、自分の設定色も保存できる感じです。

ユーザーの方は、ちょっと変更してみてください。
次の設定はこの設定を使用しようかなとも思っています。


背景 230、245、255
グループ9 192、128,64
トラッカー5 255、128,0
(トラッカー5にオレンジを使いたかったため、グループ9の色も変更)

色が変わっただけで雰囲気はすごく変わります。
posted by JCG at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記