2009年06月09日

情報系サイト

3月頃からジュエリーCADの情報系サイトにJCADの新バージョンのお知らせ、古くなった情報などの訂正をお願いして何度かメールを打ってたのですがやっと、見てもらえたようで、削除していただきました。、新しい情報を送ってもJCAD3.NETは依然と乗せてくれていないですが。。。まぁ、忙しいのでしょう、3か月もかかりましたからね。。。
情報系サイトが偏らないことを望むばかりです。
posted by JCG at 18:30| Comment(0) | 日記

2009年06月05日

基礎学習の重要さ

3次元ソフトでの基礎的動作はどのソフトもあまり変わらないとおもいます。
3次元ソフトといえど、2.5次元までの動作ですし、基本的には垂直・平行の位置での操作を基本としています。
まず、コマンドの操作を覚えることから始まります。コマンドが多くなれば多くなるほど様々なことができると思います。(覚えるのに苦労すると思います。)
 コマンドを使って何ができるか?また、自分が作りをしっているのなら 平板の両端をやっとこでつかみ板をひねった状態にしたときと同じようにするのなら、どのコマンドをつかうのかとかさまざまなイメージトレーニングができます。基礎学習をするときに一通りの動作を覚えるのじゃなくイメージトレーニングにつながる発想で行うことをお勧めします。
 壁にぶつかったときにこの方法が効果を発揮すると思います。
描くのが早いといわれている人は、デザイン画を見た段階で描き方を最終まですべて想像できている人であるとおもいます。
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2009年05月17日

NCファイルについて

 ある方と話していてちょっと考える機会があったので考察、だいたいの機械は3次元ファイルとして、DXF(3DFACE)とSTLに対応しているその上での問題点とはソリッドモデラーはブール演算での抜けおちの問題、サーフェースモデラーでは、3次元ファイルにした場合の変換上の問題があります。(演算部分などCGで見せているものをファイル変換時に計算させますので±がわからなくなりおかしな物体を生成)
そのため、ソリッドモデラーはホールを埋めるためにSTLの修整ソフトを使用することが多いし、サーフェースモデラーならSLCに変換して行うことが多い。要は STLファイル製作の上での抜けおち処理かSLCファイルに変換するの良いといわれている。その上でいえば、JEWELCADは、SLCファイルを出力しそのSLCをSTLにできるというものであるしかし、複雑に作ったものはファイル変換時に演算部分の±部分での障害が発生している。これはCAD操作の方法を変えれば改善ができるのだが、演算に演算を加えて作成した場合は当然、有意であるソリッドモデラーもホールが多々できるので、実際に計算していないソフトでは難しいといえる。
データ量の問題で細かくすれば細かくするほど精度は上げることができるが不必要なデータを機械が読み込むために機械の速度が遅くなることが多い。(データを細かくすると、粘土のような操作で編集もできるし細かい細工も可能になるが、現存する機械では光造形で10μ(実質樹脂の影響と光の径に依存するのでかなり精度は劣る)切削型では、ドリルの径および角度に依存するので約0.125ぐらいが限界ではなかろうか?
機械的にはそれ以上の精度は不必要ということになる。しかし、線として機械は読み込むので短い線が増えれば遅くなるという状態になる。
一長一短である。
良い方向は、ブール演算の精度アップ・それの限界ならば補正ソフト・3角パッチの増減ができるものというかんじかなとおもう。
ホールの自動補正ソフトも3角パッチの自動増減できるソフトも単体で存在する。それらの統合ができればいいソフトなのだろうが異なるエンジンを持たせるようなソフトがどのくらいの価格でできるのかは不明である。それに近いソフトを実現できるように開発は行うつもりでいる。
posted by JCG at 12:32| Comment(0) | 日記

2009年05月08日

大阪

5月1~2日に大阪にいってきました。ヒコ・みづのジュエリーカレッジの大阪校にJCAD3GLBをインストールするために
CADのルームは8階にあり、すごく見晴らしがよく温かい場所でした。
ネットワーク版は、4月30日に最終調整がおわりできたてのものでやっと。まにあった感じです。
はいっていたのは、HPのノートパソコン HPのパソコンは、知り合いのところもそうですが、グラフィック系がきっちり動作するので気をよくしてインストール。やっぱり。グラフィックのトラブルシューティングをいじることなく完全動作。。。。メーカーが違うだけでこれだから。。さまざまなPCに合わせろというのは無理に近いなと痛感。。
これで、教室をお借りすれば、大阪での教室も可能です。
今までは、関西方面は未開拓ですが、それでも10軒以上の顧客はいるわけです。ですので、新しくなった部分など、また、CADを始めてみたい方などをお呼びして教室をやってみたいと思っております。
大阪にはまだ、すごく使いこなせているというユーザーは、聞いたことがないのが事実で、東京・甲府には日本のトップクラスとして名前が挙がるJCADユーザーがいますのでそのような方などのDEMOもできればいいなと思っております。
 実際、ブルガリやダミアー二にJCADが導入された時も、私とIRUKA7さんがVichenzaの展示会でDEMOを行ってからですのでその再現をと思っています。
また、今月後半には九州デザイナー学院の導入も決まっており、九州でもDEMOができればと思っています。
posted by JCG at 20:39| Comment(0) | 日記

2009年04月30日

JCAD3 GLBVer1.0.0 5月1日発売開始!

最後の最後にVISTAでの画像キャプチャー処理の連携がうまくいかづに悩みに悩んでいましたが、XPでは、とっくに出来上がっておりました。VISTAの開発者が20%なのも理解できます。
実質には自分たちの思ったことを実現したいのですが、というか
XPまでは実現できているのにそれだけをつぶすのに2週間。。。
これでは開発者はいなくなりますね。。
思ったことを実現する方向にバグの対応や、新たな開発を今後も続けていきますが、自分たちの構想の約70%は、実現できていると思います。次からの開発は、現在、80万以上のCADおよびSTL修正ソフトの機能を実装させることをしていきますが、その部分の供給はどのようにするかといった価格帯やリリース方法に悩むところです。また、今回のリリースで次のWindows7への移行テストにすすみます。
posted by JCG at 15:15| Comment(0) | 日記

2009年04月20日

なれ

なれというものはこわいもので、TAKUMIのときには、透視図の速度もあってワイヤーフレーム状態しかも、簡易状態で物体を描いていました。何年もやってるとこの状態が通常でしかも、だいたい、ここら辺におけばいいかなというのも感にたよってだいたいのところにおけていたわけですが、今回 急遽 透視図のシェーディングを常時する状態のモードを追加しました。
 他の物体に食い込んだ時の制御点は、みえませんがそれは、普段使っているモード1〜3に変えればいいということで組み込んでみました。
 具象とかすごくやりやすくなった感じたぶん、パべなんかも今までの数倍の速度で可能かなと思っております。
 BASICOPERATIONのページにこんな感じでという動画をUPしてあります。
 BASICOPERATIONのページは、初期講習に必要なものなどを上げていきたいと思っております。
 初心者の方がまず、はじめに体験版をダウンロードし、この動画を見て、最初の入りができるようになればいいなとも思っております。
 また、JCADでできること(CADなのでお題をいただければだいたいのものは描けますが。。。。)を見極めていただければと思っております。
posted by JCG at 16:20| Comment(0) | 日記

2009年04月19日

現在の光造形機(積層型造型機)について

現在、宝飾業界で使用されている光造形(積層型造型機)は、主に5種類です。
MEIKO(光造形) Solidscape(インクジェット)Envision(光造形)DWS(光造形)Invision(インクジェット)
その中で機械的な仕様をみると高速かつ精度があるものはDWSの造形機となります。方式は下から盤面に照射する現在の高速機と言われているものEnvisionと同じ方式でしかもレーザーを使いガルバノミラーにより照射させる方式1点照射なのでプロジェクターのようなピクセル数に依存する面照射を採用している機械よりははるかに精度があります。レーザー刻印の機械を下から上に向けて照射しているというのがイメージしやすいと思います。日本製の価格を切り詰めたEnvisionと同じような製品がもうすぐ発売されるのでそれに期待が持てます。
インクジェット方式では高価だがInvisionの精度は素晴らしくまた、造形物にも強度があり使いやすい。
キャストの面でいえば一番WAXに近いということもありSolidscapeが得意とする。但し、細かい爪などの点では難しいという評価があり海外では爪の製作はしなくあとで爪を地金で立てるということも聞いたことがあります。
実際にこの中で一番古いのはSolidScapeで次にMEIKOの順である。
Meikoの造形機もとやかく言われがちでひと時の販売実績には及ばないが着実に販売しています。4月も韓国の大学、2台目購入の企業と販売されています。
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2009年04月16日

体験版ダウンロード

新JCADの体験版をダウンロード開始いたしました。今までの操作性をくずさずに新しい機能をくわえていくことは簡単なようでとても難しいと痛感しています。新規に新しいソフトを作ったほうが簡単だったんでは?と思うこともあります。
 基本ベースを拡張していくわけですが、新コマンドを増やすたびに前の操作との絡みが発生し、既存にあるコマンドの内部処理方法を改良しなくてはいけないなど複雑にからんできます。
内部処理だけみたら80%以上効率化を行っております。
ファイル形式も見た目は同じでもバージョンによって若干の変更があったりDEMO版を配るまでのテストでは大丈夫だったと思ったものが顧客先ではエラーにということも起こり、解析作業、効率化を行わなければいけないことに、その中でも効率化をしていくことにより新たに旧ファイルで行えなかった保存した物体を再度サイズ合わせできる方法を見つけたりといった発見もあり、やはり多くの方に触れていただき改良を行うということもありえるんだと思いました。WINDOWSでリリース後すぐに修正版が出るというのと一緒でそのようなとき、もっと、しっかり開発してから出せばいいのにと思ってたのを思い出します。
当初のリリース時期からかなり遅れをだしておりますが。。。。。。かなりいいものに仕上がっているのを実感します。
posted by JCG at 21:37| Comment(0) | 日記

2009年04月14日

使用状況@ 

先週1通のメールが入りお客様の工場にいってきました。業界では大手の企業の工場です。工員数も日本の工場では多い方だと思います。現在は工場で作成している原型の95%は造形で作成しておりかなり使い込んでいます。
 今回は急激にレーザーの出力が下がったため造形できないとのことここの造形は出力を極力下げて出来上がりを重視した設定になっており出来上がりでかなりの精度を出しています。
 担当は女性の方なのですが、かなり造型機について研究をされておりDATAと出来上がりの誤差を極力少なくしています。
設定的には、LC-510の速度 800でうごかしていますが、レーザーの出力は2.8−2.6ぐらいであり出力を抑えています。
私自体がLCV-810の出力できれいだと感じる範囲は、下限2.9〜2.7速度1600ぐらいなのでちょうど良い範囲で造形されていることになります。月に約70型(再造形含まず)をLC-5101台で造形しています。どんどん、造形での仕事が増えてきている様子もう1台はいると楽ですね。
JCADのオペレートは二人で行われています。一人月35型いいペースだとおもいます。
posted by JCG at 20:17| Comment(0) | 日記

2009年04月08日

NEW造型機

日本の会社で製作した光造形機が試作段階を終えた状態になってきたようです。まだ、詳細等は発表されていませんが、ドイツのエンビジョンのような方式を採用しているようです。
固定液面で下から光をあて凝固させる方式は、日本人が考えた特許があり今販売されているそのような方式のものはこれに抵触する恐れがあります。どのように回避しているのか情報がないので今回の機種はその辺をクリア―するのに時間がかかったようです。
 特許に対しての危機管理は、とても重要で以前は、ある会社の世界的特許に抵触した会社が製造の中止を余儀なくされたこともあります。販売台数に特許権を行使し特許使用料をかけるもしくは販売停止させるなどがとられます。
 メイコーシステムも一時期、米国3D社の特許に抵触するということで査察などが入ったこともあります。光造形で上から光を当て凝固させ固めて積層される技術はこれも日本人が最初に考えたことでこれがもったいないことに特許申請はしたものの審査請求をしわすれたというような内容だったと思います。もったいないことです。その間に米国の会社が世界特許を取得してしまっていてこの議論は裁判を行う国によって様々で日本でやれば勝てるけどといった内容になっています。メイコーシステムの場合は、国際弁護士同士が話し合い、今現在は特許に抵触しないということになっており米国での販売も可能となっております。
特許の行使権は、特許保有者にあるのでそれを行使するかはその方の一存だあるがゆえに海外の会社まで行使するかはわからないところであります。それゆえに発案という重要な資産の保全が日本人は特に気薄であるということかなと思います。
 
posted by JCG at 10:40| Comment(0) | 日記